よく膝に水が溜まったら抜いたほうがいいと聞きますよね。
実は抜かずに膝の症状を改善することが出来るのをご存知ですか?
でも水を抜いたほうが痛みが楽になるのでは?と思う方もいると思います。
なので今回は、
- 膝に水が溜まるのは姿勢の歪みが影響している
- なぜ水を抜かない方がいいのか?
- 膝に水が溜まらないようにするには?
について説明していきます。
膝に水が溜まるのは姿勢の歪みが影響している
ここではなぜ姿勢の歪みが膝に水が溜まることに関わっているのか説明していきます。
姿勢の歪みとは猫背や骨盤の歪みを指します。この歪みを引き起こす原因は日常生活の中に多く存在しています。
例えば、テレビやスマホを見ているときの姿勢、デスクワークといったずっと同じ姿勢で作業していたり、あぐらや足を組んだり、このような場面で姿勢の歪みが大きくなってしまいます。
この姿勢をとり続けることで猫背や骨盤の歪みが大きくなり膝に影響を与えてしまいます。
どのように影響が出るのか?
このように姿勢の歪みにより膝に負担がかかってしまいます。
その炎症を抑えるために膝関節のところから水が分泌されます。
なぜ水が分泌されるのか?は次項で説明していきます。
なぜ水を抜かない方がいいのか?
まず先に水が溜まる原因について説明していきます。
関節には関節包という関節を包んでいる膜が存在します。
その関節包にある滑膜というものが関節の中にある水(関節液)の分泌に関わっています。
先ほど述べたように悪い姿勢をとることでももの前側の筋肉に負担が加わり硬くなります。ももの前側の筋肉は膝のお皿の下まで繋がっており、硬くなることで骨盤の方に引っ張られるため膝のお皿が関節に圧迫ストレスが加わり痛みが出てきます。
圧迫ストレスが加わる中、悪い姿勢をとり続けることで屈伸した際に骨と骨がぶつかり合って炎症が起きてしまいます。
炎症が起きるとそれを抑えようと滑膜より関節液が分泌されますが、関節液が分泌されると関節の中が関節液でいっぱいになりますよね。
これにより膝の周りに水が溜まってしまうのです。
根本的な問題である姿勢の歪みが改善することにより、ももの前側の筋肉の負担も軽減され膝のお皿の圧迫ストレスも無くなります。そうすると今まで溜まっていた水は滑膜によって吸収されていき膝の状態が良くなっていくのです。
しかし姿勢の歪みがある状態で膝周りのたまった水を抜いていしまうとその時良くなっても歪みによって圧迫ストレスがかかりまた炎症が起き、滑膜により関節液が分泌され膝周りに水が溜まってしまうのです。
つまりいくら水を抜いたとしても歪みがあると繰り返し水が溜まってしまうのです。
膝に水が溜まらないようにするには?
膝に水が溜まらないようにするにはどうしたいいのか皆さまはお分かりですかね?
つまり、耳と肩の位置がずれることにより重心をとろうと腰が反ってしまっているからです!
これがとても重要なのです!
耳と肩の位置が揃うことにより反り腰がなくなり、ももの前側の筋肉の負担がなくなることで膝への負担もかからなくなり膝に水が溜まることはなくなります。
今まで膝に水が溜まることと姿勢の歪みは関係ないでしょ?と考えていた方もこちらの記事を読んで姿勢の歪みも関係あるのか!と気づいていただけたら幸いです。
今まで膝の症状に悩まされていた方、何回も膝に溜まった水を抜いてきた方、その原因は姿勢の歪みが原因です。
姿勢の歪みは当院の筋膜施術で改善することが出来ます。
何か気になることがありましたら当院へ遠慮なくご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!